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【書評】1932年に書かれた2540年のテクノロジーの的確な予言

2017/03/21 07:00

【書評】『すばらしい新世界[新訳版]』/オルダス・ハクスリー・著/大森望・訳/ハヤカワ文庫/800円+税

【評者】鴻巣友季子(翻訳家)

 いま米国ではオーウェルの『1984』が売れに売れている。トランプ大統領顧問の「オルタナティブ・ファクト」という独自の造語の使い方が、近未来の管理社会を描いた同作を彷彿させたためだ。スノーデン事件を機にじわじわ売れていた同書は、売り上げがいっきに9500%増になり、同時にトップセラーに躍り出たのが、ハクスリーの『すばらしい新世界』である。

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すばらしい新世界〔新訳版〕 (ハヤカワepi文庫)
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